べが。は黒猫です。
けど、まん丸。なお目々が
魔女の使いから程遠い
愛らし、ほのぼの
可愛い猫です。
お姉ちゃん達の
後を追いかけると
痛くない猫パンチを食らいます。
けど、はーと。が痛みます。
僕は凄く可愛い。って
飼い主のお墨付きなのに。
「でも一番可愛いのは私」
「私よ!」
あん。もれいす。もそう言って
僕にぱんち。を見舞います。
………ぐっすん。
れいす は しつこいです。
用をしているとき は困ります。
しつこい とき は
ねむい とき。
指を ちゅぱちゅぱ したいのです。
とても くすぐったいので
すぐ、大笑い。
でも、しつこく ちゅぱちゅぱ。
れいす の しっぽ の でばん です。
しっぽをふると、じゃれじゃれ。
そして しっぽの さきっぽを ちゅぱちゅぱ。
いっけんらくちゃく。
だれか 猫ようの おしゃぶりを
かいはつ して ください。
ふつう ねこ は
にぼし を たべる もの。
だから、あん とれいす に
にぼし を あげました。
でも、にぼしは
ばらばら じけん。
あんの ねこ ぱんち!
れいすの がしがしがし。
なのに あつめると
にぼし は いっぴき。
ほって おくと
いつまでも いっぴき。
にぼしは たべもの
だった よね・・・・・・・・・?
くらっしっく と もーつあると
おへや の なか は
とっても ゆうが。
らんぼうものの れでぃ たち が
すこしは おとなしく なるように。
なにより、わたしの こころが
おちつく ように。
まったり。
うっとり。
ここち よい。
すると あん が、飛びます。
ぷれいやー のうえ に。
おと も 飛びます。
あん と いっしょ に。
あんはもとに もどりますが
おとのとんだ CDは
もう、もとには もどりません・・・・・・・・・。
あけがた ふたりは うんどうかい。
おしり、ふりふり けいかい しきり。
あん が 来たぞ。
さあ、にげろ。
れいす が 来たぞ。
だい じゃんぷ!
かいぬしの おなかの うえを
どっしん。
おかおの うえ も、ばったん。
・・・とても、ねむって いられません。
わたし が おきると
やつらは しずか。
めが ぱっちり さめると
やつらは おねむ。
・・・とても、ずるい。
ぎゃくしゅう してやる。
かみかみ。
しっぽ、かじり。
やつらは 「みゃん」
ひどい、ひどい と、わたし を みます。
・・・・・・・・・わたしが、わるもの?????
あん に いっぱい
すりすり して
だあいすき。
をする。
するとれいすは、「にゃあん」
と、逃げる。
れいすに いっぱい、だきだきして
かあいい。
をする。
するとあんは「みゃん」
といって、避ける。
・・・どうして?
おんなのこ だから?
ねこ だから?
あん が来ると れいす はいない。
れいす が来ると あん がいない。
ふたり は こうご に
やって くる。
だから ずっと ねこと いっしょ。
かならず ごろごろ すりすり。
ごろごろ すりすり。
だあいすき。
そしてまた
ごろごろ すりすり。
ごろごろ すりすり・・・
きりが ない。
・・・だから さいごは
おねがい だから
あんた たち いっぺんに きてよ。
れいす の ねぞう は
ひゃくまん とおり。
すごい かっこの ねぞう です。
かならず すこしずつ 違い ます。
どれも まぬけて あいらしい。
あいくるしい。
ううむ。
ぼきゃぶらりー が
たりません。
ぱそこん をして
たくさん時間がたつと
あんが、鳴きます。
かわいい ので、
思わずだきあげて
すりすり、なぜなぜ です。
でも、作業に戻ると
もにたー の、まえ を
よこぎり ます。
こいつとわたしと
どっちをとるの?
・・・・・・そういうもんだい、なんだろうか・・・・・・
でも、アンにとっては
そういう もんだい みたいです。
あんは、しろねこ です。
ぶき は、そうぞう をぜっする
可愛いなき声 です。
「アン」 と呼ぶと
「あん」 と返事します。
すごくかわいいので
めろめろです。
あん。は「可愛い」で
出来ている。
「可愛い」が集まると
あん。になる。